やくざな男はだいきらいです

　さっきスーパーで男に列にわりこまれたので、

　「ならんでたんですけど」

っていったら、「ちゃんとならんどけぼけ」

っていわれました。

　わたしは正しいことをいったのに、そのように罵られる覚えはないのでかなり、むかつきました。

　こんな口のきたない奴は、神様がどうにかしてくれるでしょう。

　彼は、育ちも貧しい、生き方も、まずしい、馬鹿な男なのだと思いました。

　断言できるのは、彼の人生よりも私の方が、幸せなのだということです。　

　彼の買っている物は、お総菜でした。

　食べるものをつくってくれる家族が彼には、いないに違いありません。

　かわいそうに、といいたいところですが、私に対して失礼な態度を取ったので、ぜんぜん、かわいそうだとは、思いません。

　彼のように、社会常識の無い人に、食事を満足に作ってくれる、妻や、家族がいたら、それは、おかしいこどだからです。

　彼のような、人の心を踏みにじる人は、これからもずっと、孤独に生きて、孤独に死んでくれれば良いと思います。

　私は、大切な、結婚したい彼氏が居て、彼とこれから、幸せな家庭を築いていきます。暖かい食卓を囲めるような、そんな時間をすごす暮らしが、これから待っているのです。

　「割り込み男」に、結婚の報告をして、幸せ自慢をしてやりたいですね。

　それで、

　失礼な男は、スーパーで割り込みをして、会計を済ませて、店を出る前、ちらっと私の方を振り返リました。

　万引き犯というのは、自分が窃盗をして、店を出る際に、店の方を振り返る習性があるということですが、割り込み男も、まさに、そのような行動を取ったということです。

　犯罪を犯した人間が行う行動というのは、どうして、こうも似るのでしょうか。

　素直に店をでればいいのに、こちらを振り返ったということは、彼はこちらのことが、気になったのでしょう。

　もちろん、わたしは、かれの背中に、恨みのこもった視線を送り続けてましたからね。

　目があったので、手を振ってやりました。

　「３０秒早く、店を出られて、よかったね、ばかやろう」って気持ちで。

　

　わざわざ、こちらを振り返るだなんて、私のことが、好きになったんですか？

　馬鹿な奴。

　

　ということでしたが、

　なんか無性に腹が立って、そのあとわたしは泣いてしまった。

　あーあ、わたしはケーキの材料買いに行っただけなのに・・・なんでからまれなくてはいけないんだ。

　バイトいくことにしたけど、あんな男みたいなのが、指導員にいたら、やってられんな。（そのときは、あっさりやめるつもりだけど）

　つまり、下劣な人間には今後一切、目も合わせたくないのです。

　しかし、意外なことに、そういった人間の方が、のうのうと生きていたりする。

　日本の社会はどうして、そういった人間にあるべき制裁を加えないのでしょうね。センス悪すぎ。

　

　・・・くやしくて泣いてたわたしに、彼氏は、あたたかい言葉をかけてくれました。　

　ありがとう☆

　今回の出来事があってから、私はやくざ（割り込み男はきっとこれに違いない）の全滅を祈るばかりです。

　ガラの悪い人間って、見ていて（もちろん接触してもです）不愉快この上ないし、社会に貢献しているとはとても思えないので。

　まだ、犬のほうが、ずっとずっとあいつらよりまし。

　結論＝犬と人間の割合をとりかえましょう。人間は増えすぎです。