かもめ食堂見たにょ

　「かもめ食堂」という映画見ました。

　おしゃれで、人物もかわいらしくて、出てくる人がみんな善人で、どろどろしてない、静かな人情味に溢れる映画でした。

　観て思ったこと。

　「わたしも働くとき、ここちよい柄の服着て、調理場とかにたってみようかな（今は店に合わせてシンプル）」

　「服だけじゃなく、エプロンもカワイイ柄のがきてみたいな」

　「うちのカフェのテーブル、古い木材のとかそういう奴の方がいいんだろうな（今のはきめすぎてる）」

　「あーでも、今、私は普段手伝ってる店の仕事やすみできてるのに、なぜか今日観てるのは日々自分が店でやってるようなことをしている映画だな。

　というのはつまり、せっかく食堂についての、映画を見に来てるけど、私にとってそれは非日常な映画な時間とは成ってなくて、つまるところ日常の延長線上のような時間と成ってるんだな～。なんか変な感じだな」

　「映画では厨房はめちゃきれいやけど、実際そんな風にできるのかな」

　「わたしも、ランチ作るのやっぱ、自分なりにやってみようかな」

　「自分がなっとくできることをするのがだいじなのだ」

　「あぁ、なんて、ステキな人生を描いた映画なのだろう」

　・・・というかんじです。

　観てる最中一つだけ気になったのは、「セリフの切れ」。どうも登場人物が「お綺麗」に言葉を喋りすぎてる。

　まぁそれも、映画の世界観を醸し出す為なのかもしれませんが、どうにも作為的で、むずむずした。もうちょっと、人間味のある表現の「セリフ」脚本の人、書けなかったのかな？

　それでも、よかったです、この映画。

　これまで、私が店を手伝ってきて嬉しかったこと、辛かったことを思い出しながら観られたから。

　そうやって映画のストーリーを体験をしつつも、これまでの自分の経験も再び追体験して、感慨にふける。

　な～んかそういうことに癒されちゃいました。

　ここのところ、店を手伝うのがいやで・・しかたなかったのです・・。

　ま、心機一転、お気に入りのエプロンでもどっかでみつけて、ケーキつくろかな☆

　（で、も、無理はしません（笑））